フォスターです。
先日紹介した、期待値の話しは、
「
実践からの統計」と「
理論値による計算」がある程度一致するかの証明でした。
また、同時に発生する「
誤差」の考察。
先日のコラムから
理論値と実践値の誤差は、「1枚程度」としておきます。
また、
投入枚数を増やすほど誤差の幅は増えます。
(単純に、5枚しか投入されていないカードを、10ドロー中10枚引くことはありえませんが、
15枚投入されているカードを10ドロー中10枚引くことはありえます。)
それでは、今回はその投入枚数の「
最適枚数」について考えてみます。
●期待値表
まず、ここで一つの仮定をします。
1戦中(10ドロー中)
・スピリット
・ネクサス
・マジック
・ブレイヴ
はどの割合で引ければ最適か。
以下考察手順。
①ここではこう考えます;
・スピリット 5
・ネクサス 1
・マジック 2
・ブレイヴ 2
②期待値表を用いて、ここから算出される投入枚数は;
・スピリット 20
・ネクサス 4
・マジック 8
・ブレイヴ 8
これでちょうど40枚となります。
③次に、誤差は「1枚程度」としたので、ここから1枚ずつ増減していきます。(任意)
・スピリット 21
・ネクサス 3
・マジック 9
・ブレイブ 7
④最後に、各項について①~③のステップを繰り返します。
例)スピリット21枚に対して、どのようなコスト分布がいいか。
・以前紹介したコラムでは、初手展開可能スピリットを9枚。
・残りの12枚については、別で検討する。
(※期待値表は40枚中の期待値なので、21枚中では適応されない。)
標準的なビートダウンであれば、この比率が最適となります。(上記の仮定上では。)
最後に、初手での期待値表を貼っておきます。
●初手期待値
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